むち打ち症
I・T 男性 34歳 会社員
車で営業に出ていて、横から来た車に当てられ、むち打ちになって
しまいました。
右からの衝突なので、右の首や手の痺れがあります。
すぐに病院に行きレントゲンを撮ってもらいましたが、返ってきた答えは
「異常なし」でした。しかし、このむち打ち以来目がかすみ、
見えにくくなっています。上司からはサボっているように思われ、
散々です。整形外科にしばらく通いましたが、あまり効果はなく、
友人から針をすすめられました。
少しずつ視力も落ちてきているように思います。
針で治るものでしょうか?
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Iさんのように車に衝突され、頭や首を打撲したあとに、
首の痛みや手の痺れなどの症状が表れた場合を、「外傷性頚部症候群」
と呼びます。
これがいわゆる「むち打ち」、もしくは、「むち打ち症」です。
目がかすむといった症状は、しばらくたってから始まったと思われます。
この「外傷性頚部症候群」は、首の骨の捻挫が原因で起きます。
レントゲンでは異常は見つからないのが特徴です。
なぜ目がかすむのか・・・それは、首は脳に近く、
自律神経が固まっており、目がかすみ、ひどくなると、めまいも伴い、
自律神経の症状がでます。
また、副交感神経が異常に興奮すると、目の屈折は近視化し、
水晶体の調整力が低下して目がかすむのです。
治療穴は、後頚部では、「天柱(てんちゅう)」(後ろ髪の生え際の下の
ツボ)、「風池(ふうち)」(天柱の外側のあるツボ)や、右側が痛むときは、
右の「完骨(かんこつ)」(風池のさらに外側のツボ)など。
背中の、「肩井(けんせい)」(肩のほぼ中央部のツボ)など。
首の筋肉はとてもデリケートですので、細かく「圧痛点」を探し、
緊張して血流の悪くなった筋をほぐしていきます。
さらに、「合谷(ごうこく)」(手の親指と人差し指の骨のクロスする、
やや人差し指側の陥凹部)への置鍼(浅く刺したままそのツボに
とどめて置く刺鍼法)しておくと、目の疲れ、めまいなどが
とれていきます。



































